田中光学工業株式会社  天文台向け太陽フィルタ 


天文台向け太陽フィルタ


  天文台向け太陽フィルタのご紹介です。 光学濃度は15万倍で、アルミ・誘電体・吸収体の 3種類のコーティングを施した理想的な白色太陽フィルタです。 太陽を覗いたときの色は 白色です。 写真用フィルタのため眼視でご使用の場合には熱吸収フィルタを使って 赤外線をカットする必要がございます。 この場合熱吸収フィルタの色が帯びやや青くなります。

市販の白色フィルタでは次のような欠点がありました。

・ガラス基板が青板ガラスで面精度が悪く、黒点がはっきりと見えない
・クロムメッキでゴーストが発生し太陽像が二重に見えたりコントラストが悪くなる
・吸収タイプのフィルタではフィルタに熱を帯び気流を乱し解像度が上がらない

フィルタ基板の面精度の違い(左:クロムメッキ太陽フィルタ、右:天文台向け太陽フィルタ)

これらの欠点を次のようにして解決しました。

1、透過波面1/8λの光学ウィンドウを採用
2、アルミ蒸着で90%以上太陽光を反射し熱の発生を抑える
3、入射側にアルミ蒸着射出側に吸収膜をコート、さらに両面反射防止コートを施し迷光防止

アルミ蒸着は経年劣化がおきにくいようガラス基板と誘電体・吸収体の間に蒸着してあります。

 
入射側概観                  射出側概観
  

仕様
型式SOL-150
外径φ150mm
光学濃度15万倍
対象波長帯可視域(400-700nm)
厚み6mm
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サンプル画像(画像をクリックで拡大)

撮影データ
望遠鏡 Celestron C6 口径15cm 焦点距離1500mm
カメラ ImagingSource DMK31AU03.AS
露出 自動
画像処理 なし



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