| 分光器 TSP-35B |
■概要分光器TSP-35Bは小型軽量でありながら、波長400〜800nmまでをイメージング分光し、 スリットレスで撮影できるようコリメータレンズと結像レンズには軸外まで収差補正が十分なされています。 光学系の瞳位置に回折格子を配置することで、周辺減光の少ないイメージ分光が行えます。 人工衛星などのように点光源の天体を分光するときには、1�o幅のスリットを用いて周辺に映ってくる 恒星を排除するだけでなく光害をカットします。 ■仕様
F値 2.0波長域 400nm〜800nm 分解能 4nm(平均値、F2.8時、使用する望遠鏡によって異なります) 全長 180�o 重量 450g ■使用例 ショートバックフォーカスのカセグレン焦点に分光器を配置し、人工衛星を追尾・分光撮影に成功しています。 ■ワイドスリットによるマスク効果
分光器は望遠鏡の1次像面をリレーして分光しています。 このため望遠鏡視野に映っている星は
全て分光されてイメージャーに結像します。 光害の強いエリアでの観測では
背景に光害が映りこみバックグランドが明るくなりゼロレベルを特定するのが難しくなります。
この光害を抑えるために1次像面に1�o程度のワイドスリットを設け、光害をカットしつつ対象となる
天体のスペクトルのみを撮影することができます。■オートガイダー 人工衛星を撮影する場合には、1�o幅のスリット内に衛星を固定する必要がありますが、TLE追尾だけでは スリットに収めるのが難しくなります。 衛星用オートガイダーを併用するようにより 長時間安定して人工衛星の分光撮影が可能となります。 ■スペクトル出力例
15�pF3.0ショートバックフォーカスカセグレン望遠鏡に試作分光器を取り付け、人工衛星を追尾撮影しながら分光観測した例です。 人工衛星用
オートガイダーを併用しています。スペクトルパターンによって、ロケットボディとペイロードの区別ができ、スターリンクの太陽光パネルの色や電波天文衛星はるか の金コーティングなどなど特徴的なスペクトルパターンも観測されており、実験室のサンプルと良く一致した結果が得られています。 物体識別に非常に有効なツールとなります。 ■波長校正 波長校正を行うには、ネオンガス入り水銀ランプを使います。 700nm以下は水銀ランプの波長が使え、700nm以上は ネオンガスの波長を使います。 コリメータにて点光源を作り観測に使う望遠鏡に向かい合せてセットします。 ■分光感度校正 分光感度校正を行うには、フラット板に太陽光を当てて一次像面のピンホールによるスペクトル像から参照スペクトルを撮影します。 ■価格 分光器 TSP-35B 556,000円(税別) ■オプション 望遠鏡取り付けアダプタ 93,000円 直角光路変更プリズム (ニュートン望遠鏡用) 74,000円 各種スリット 30,000円 波長校正用水銀ランプ 88,000円 波長校正用ピンホール 30,000円 口径15�pコリメータ 250,000円 口径20�pコリメータ 460,000円 口径30�pコリメータ 890,000円 サンプル撮影用フラット板 145,000円 TOP |